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 サッカーJ1の広島が今年、クラブ関係者の被爆体験の記録を始めた。初代総監督の今西和男さん(79)も自らの体験を証言した。

 「やけどというのは汁が出る。そこにハエが卵を産む。2、3日でウジになるんですが、はい回るんですよ。それをピンセットでとるのが、また痛い」

 11月上旬、J1広島の初代総監督の今西和男さん(79)は背筋を伸ばしてカメラに向き合い、いまの広島駅近くで被爆した当時のことを語った。4歳だった。倒壊した家の下から救い出されたが、左足にやけどを負った。そのケロイドのせいで、サッカーボールをまっすぐ蹴れなかった。「小さい時のことは忘れていますが、被爆当時のことは絶対に忘れません」

 原爆投下と終戦から75年がたつ今年、広島は当時を知るクラブ関係者の被爆体験を記録する取り組みを始めた。

 「(広島市内を流れる)猿猴川…

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