[PR]

 来夏に延期となった東京五輪・パラリンピックの準備状況を話し合うため、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が15日、チャーター機で来日した。18日まで滞在し、菅義偉首相らと会談する。大会開催への決意を改めて示すとみられる。

 バッハ会長の来日は、今春の延期決定以降はじめて。16日に菅首相のほか、小池百合子・東京都知事、安倍晋三前首相と面会。その後、大会組織委員会の森喜朗会長と記者会見に臨む。17日には選手村なども視察するという。準備状況を話し合う会議は18日まで3日間あり、選手の入国後の隔離免除や検査態勢など新型コロナウイルス対策について、組織委やIOCなどの間で意見交換が行われる。

 国内外で新型コロナの感染の急拡大が懸念されるが、バッハ会長は来日前に「中止の議論はしない」と語っており、「開催の意思を示して機運を高めてくれる」と大会関係者から期待の声が上がる。ただ、日本でも感染者数が最多を更新しており、「来日のタイミングが悪くなってしまった」と話す関係者もいる。(斉藤佑介