[PR]

 東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県の柏崎市と刈羽村で15日、首長選があり、再稼働容認を唱える現職がいずれも当選を確実にした。

 柏崎市は桜井雅浩氏(58)が再稼働反対を主張した元参院議員の新顔、近藤正道氏(73)を退け、再選を確実にした。投票率は63・37%(前回64・06%)だった。桜井氏は「条件付き容認」を掲げ、6、7号機の再稼働を容認する一方、1~5号機のうち1基以上の廃炉を求めてきた立場をアピール。近藤氏は「福島原発事故への対応などから東電による再稼働は認められる状況にない」と訴えたが、及ばなかった。

 刈羽村は品田宏夫氏(63)が6選を果たした。投票率は69・01%(前回無投票、前々回77・23%)。

 柏崎刈羽原発では7号機に対する原子力規制委員会の審査が終了。東電は新潟県、柏崎市、刈羽村の3者の同意を得た上で、来年6月にも営業運転を再開する工程表を規制委に提出していた。県は「独自の検証作業を終えるまで、再稼働に関する議論はしない」との姿勢を維持している。(戸松康雄)