安里要江さん(あさと・としえ=沖縄戦の語り部)が12日、甲状腺がんで死去、99歳。葬儀は15日に近親者で営んだ。喪主は長男常治(じょうじ)さん。

 太平洋戦争末期の沖縄戦で、2人の子どもや夫、母親ら親族11人を失った。90歳を過ぎても沖縄戦の実相を伝える最高齢の語り部として昨年5月まで活動を続けた。戦後50年の1995年に自らの体験を基に出版した「沖縄戦 ある母の記録」は、映画「GAMA 月桃の花」の原作となった。