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 「あなたは何度“推し”に逢(あ)えるだろうか」。こんなキャッチコピーを掲げる神社が、高層ビルに囲まれた東京都心にある。いったいどんな御利益があるのだろうか。足を運んでみた。

絵馬に並ぶファンの願い

 「推しの顔が見たくて……」。神妙な顔で手を合わせていたアルバイト従業員の加賀美里沙さん(30)=横浜市=は、SNSでの評判を聞きつけて神社を訪れたという。これから、年明けに始まる人気舞台「刀剣乱舞」の抽選に挑むそうだ。「当たらなくてもいい。とにかく公演が無事にできますように」と思いをはせる。鈴なりの絵馬には、「大好きな彼らにたくさん会えますように」。ファンたちの思いが並ぶ。

 ここは、1200年近くの歴史がある福徳神社(中央区日本橋室町2丁目)。チケット当選を祈願する人がひっきりなしに参拝に訪れる。コピーにある「推し」とは、応援している有名人やキャラクターなどを指す現代語だ。

 江戸時代に「富籤(とみくじ)」(宝くじ)を境内で興行していたことから、「高額当選祈願の神社」として人気を呼んできた。それが昨年ごろから、エンターテインメント向けに門戸が広がった。

参拝者からの知らせがきっかけに

 きっかけは権禰宜(ごんねぎ)…

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