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 性犯罪に遭い、警察にも心ない対応をされたとして深く傷ついた30代の女性が、改めて警察と向き合い、体験を語る活動を続けている。捜査で生じる「二次被害」に苦しむ人が、一人でも減ることを願って。(野崎智也、山本逸生)

 「性犯罪の被害者に『どうして私なの……』と聞かれたら、何と答えますか」

 10月28日、東京都府中市の警察大学校。幹部・中堅クラスの警察官約50人を前に女性が静かに問いかけると、沈黙が広がった。

 この問いに正解はないという。被害者の心の傷の深さに思いを巡らせ、少しでも気持ちを理解してもらうため、あえて尋ねた。自らが捜査で受けたつらい体験を語るのは、2015年に始めてから28回目だ。

事情聴取、大半は男性刑事

 約15年前。女性は大学に入っ…

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