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 新型コロナウイルスで開幕が約3カ月遅れたプロ野球。試合数削減を余儀なくされながらも、レギュラーシーズンを完走した今季の舞台裏を振り返る。

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 事態は緊迫していた。ロッテで感染が広がった10月5日から6日にかけてのことだ。球団は日付が変わるまで施設の消毒作業に追われていた。「保健所の判断によっては、リーグ戦の中断もありうる状況だった」。球界関係者はそう明かす。

 10月4日に2人の新型コロナウイルス陽性が判明した。チーム全員がPCR検査をうけ、5日夜までに11人の感染がさらに確認された。開幕が約3カ月遅れた中で120試合を行い、パ・リーグはクライマックスシリーズ(CS)も開催する。日程に余裕はなかった。優勝を争うロッテが試合を消化できなければ、シーズンそのものに大きな影響が出る可能性があった。

 幸い、保健所から試合中止の要請はなかった。6日、日本野球機構(NPB)と12球団による臨時実行委員会を経て、試合を予定通り開くことが決まった。ロッテは1、2軍の選手を計22人入れ替えて試合に臨んだ。

 9月25日に阪神の5選手の感染が判明した時も、計19選手を入れ替えて試合を行っている。

 なぜ、試合を開催できたのか。…

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