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 1987年の就役から安全保障の最前線での警戒監視や、阪神大震災などの災害派遣に活躍してきた海上自衛隊の護衛艦あさゆき(基準排水量3050トン)が16日、母港・佐世保で任務を終えた。初代艦長の土手義孝さん(80)=広島県呉市在住=ら関係者が33年に及んだ労をねぎらった。

 式典では君が代が流れるなか、艦尾に掲揚された自衛隊旗を降ろし、最後の26代艦長、中永浩幸・2等海佐(46)が佐世保地方総監部の出口佳努(かつと)総監に旗を返納した。出口総監は「安全保障環境がめまぐるしく変化し、自衛隊の任務が多様化する中であさゆきは任務を的確に果たした」と振り返り、歴代の艦長と乗員、佐世保市への謝辞を連ねた。

 あさゆきは外洋練習航海に12回、環太平洋合同訓練にも1回参加。総航海距離は地球約50周分。船は解体されるが、いかりは佐世保駅前に展示される予定。所属した第13護衛隊は当面1隻減の2隻態勢になる。(原口晋也)

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