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 新型コロナウイルスにより中止となった「静岡ホビーショー」の代替企画である「静岡モデラーズ合同展示会」が、JR静岡駅前の静岡ホビースクエアで開かれている。模型クラブや個人の作品を中心とした船や戦車、「鬼滅の刃」のキャラクター模型など約900点が展示されている。22日まで。

 合同展示会は毎年5月、国内最大級の模型見本市「静岡ホビーショー」で開催され、国内外から模型ファンが集まるイベントだった。コロナの影響で中止となったが、ファンの「交流や展示の場がほしい」という声を受け、主催する静岡模型教材協同組合などが規模を縮小して開いた。

 例年は約300団体が展示するが、今回は密集を避けるため静岡県内を中心に53の団体と個人にしぼった。老舗サークル「静岡デルタクラブ艦船研究会」は軍艦や帆船、タグボートなどを出展。副会長の池谷芳男さん(65)は「外出自粛中につくった作品を持ち寄った。久しぶりに模型仲間と『生きていたか』と言い合えた」と感慨深げだった。

 模型クラブ「ろうがんず」は旧海軍の連合艦隊160隻を展示した。主宰する俳優の石坂浩二さん(79)も来場。「静岡ホビーショーは年に1度、愛好家で話せる井戸端会議の場だった」と語り、「来年はショーをできる世の中になってほしい」と願いを込めた。(矢吹孝文)

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