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 「逆境に立ち向かう」という花言葉があるハマギクの種を宇宙旅行させようと、岩手県大槌町で10月24日、小中学生13人が種を集めた。東日本大震災後に再建した「三陸花ホテルはまぎく」の庭で10グラム分を採取した。

 宇宙飛行士の山崎直子さんが実行委員長を務める「東北復興宇宙ミッション実行委員会」が、主に被災地の約50市町村から作物や花の種などを集め、宇宙ステーションに届ける企画の一環。来年5月に打ち上げる予定の補給船に載せる。

 ステーションの日本実験棟「きぼう」では来年3月11日に、震災10年を物語る写真を刷り込んだ横断幕を掲げた動画を公開予定。ハマギクの種は、その横断幕とともに地球に帰り、7月に大槌町に戻る。種を採った大槌学園5年の渡辺舞さん(11)は「戻ってきたら植えて花を咲かせ、被災した人たちを元気づけたい」と話していた。(東野真和

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