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 奈良・法隆寺など木造の歴史的建築遺産に欠かせない保存修理を支えてきた「伝統建築工匠(こうしょう)の技」が、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しとなった。技を守ってきた関係者から喜びの声が上がった。

 1712年創業の京都市の宮川屋根工業は、檜皮(ひわだ)葺(ぶき)や杮葺(こけらぶき)などの伝統技術を駆使し、北野天満宮や清水寺、八坂神社など京都の有名社寺を中心に屋根の工事を手がけてきた。いまは、世界遺産・金閣寺の杮葺工事を実施中だ。

 全国社寺等屋根工事技術保存会(京都市)は、1974年から国庫補助金による檜皮・杮葺屋根の技能士養成研修を始め、後継者育成に力を入れてきた。会に所属する職人の平均年齢は30代という。同会副会長で宮川屋根工業の11代目、宮川義史さん(49)は「屋根をふけるようになるには10年かかる。登録を機に手間はかかるが、高い技術があることを知っていただき、興味をもってもらうことで担い手を増やしたい」と期待する。

 国宝や重要文化財の絵画や書跡…

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