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 関西で唯一「パルコ」の看板を掲げて20日に復活する心斎橋パルコ。ファッションビルと百貨店が一体になった新たな商業エリアが誕生する。コンセプトの異なる二つの施設をつなげるねらいは何なのか。心斎橋パルコの緒方道則店長と大丸心斎橋店の西阪義晴店長に聞いた。(聞き手・加茂謙吾)

「感度の高い人に使ってもらえる施設に」 心斎橋パルコ店長

拡大する写真・図版心斎橋パルコの緒方道則店長=2020年11月13日、東京都渋谷区、加茂謙吾撮影

 ――9年前に閉館した旧心斎橋パルコとの違いは。

 「面積は約5倍でスケールが全く違う。それによって色々な機能を持った店が入ることができるようになった。最近は食べることや部屋を飾ることもファッションになりつつあり、洋服だけで自己表現ができなくなっている。アートやカルチャー、アニメ、エンタメなどの多様な店が入り、感度の高い人に使ってもらえる施設にしていきたい」

 ――全国のパルコのなかでどのような位置づけになるのですか。

 「今回で東名阪の三大都市に店を構えることになる。心斎橋パルコは2階から10階が百貨店とつながり、『2館で一つ』という新しい形態。どう連動できるかを数年かけて打ち合わせてきた。高級ブランド、化粧品、食という三つのテーマを互いの強みにしつつ、百貨店で表現しきれない雑貨や『コト消費』についてはパルコが注力する」

 ――4階には初の自社運営のシェアオフィス「SkiiMa」が入ります。

 「商業施設は単に『モノ』を消費するだけでなく、生み出す場に変えていかないといけない。他社との競争もあるが、クリエーターのような人々が集まる場所として成長させていきたい」

 ――東京の渋谷パルコと同様にキャラクターグッズのショップも多いですね。

 「アニメやゲームは特殊なマーケットではなく、老若男女問わずに親しまれる存在になった。外国からの認知度も高く、大阪での『ジャパンカルチャー』の発信拠点のようなフロアにしていきたい」

 ――インバウンド(訪日外国人…

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