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 群馬県草津町の新井祥子町議(51)=無所属=に対する解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票が16日、告示された。新井氏が黒岩信忠町長(73)からセクハラ被害を受けたという告発は、告発した議員が適格性を問われることになった。告発からほぼ1年を経て、12月6日に住民投票が投開票される。

 「町長室で黒岩町長から性被害にあった」。新井氏の告白が昨年11月に電子書籍で公表された。町議会でも取り上げられ、昨年12月2日の本会議は荒れた。町長は電子書籍の内容を否定し、「(事実なら)強制わいせつ罪で訴えなさい」と反論。新井氏が被害に遭ったという2015年1月8日の面会は「15、16分ほど」と認めたが、持ち込んだ写真パネルを手に説明を迫るなど、新井氏に激しい言葉を浴びせた。

 新井氏と別の議員の2人が電子書籍の内容を引用しながら「町長として欠格がある」として、黒岩町長の不信任決議案を提出したが、賛成は2で否決。逆に新井氏の発言などが「破廉恥で、議会の品位を傷つけた」と懲罰動議が出され、賛成10で可決し、新井氏は除名処分となった。

 当時、新井氏は取材に「他にも肉体関係を持たされた人がいると知った。誰かが言わないと、自分と同じ思いをする人がいる。町長を辞めてほしいと思い、議場に議論を持ち込んだ」と語っていた。

 新井氏は県に処分の取り消しを求めた。県は8月、町議会の除名処分を取り消した。県の判断に納得しない黒岩卓議長(71)ら町議が中心になってリコール運動を開始。ついには住民の判断を仰ぐことになった。

 発端となった告発について黒岩…

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