拡大する写真・図版崇徳天皇御廟の整備に尽力した高安美三子さん(右)。「きれいになって(崇徳天皇も)喜んでると思いますよ」=京都市東山区、滝沢美穂子撮影

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まだまだ勝手に関西遺産

 京都・祇園。中学を卒業して舞妓(まいこ)になり、24歳のとき母親のお茶屋を継いで4代目女将(おかみ)になった。高安美三子(みみこ)さん(80)の生涯は花街とともにあった。

 46歳の夏の夜、不思議な体験をした。「枕元に気配を感じて。崇徳(すとく)さんが降りてきはったんです」。悲嘆の中で没した崇徳天皇が現れ、「会いたかった」とつぶやいたという。

 高安さんはその数カ月ほど前から同じような体験をしていた。高安さんの記憶の中に崇徳の記憶が入り込んでくる感覚。そんな話を口にするうちに客足は遠のいた。

 幼い頃から祇園の一角に崇徳天…

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