全国で新型コロナウイルスの患者が急増している。「第3波」とも言われる状況だが、患者を受け入れる病院のベッドは足りるのか。
北海道では、高齢者施設や医療機関での集団感染が多発している。鈴木直道知事は17日、「医療体制の逼迫(ひっぱく)度合いが増している」として、不要不急の外出を自粛するように札幌市民に呼びかけた。宮城県や茨城県でも病床利用率が急増。各地で病床の逼迫が懸念され、新たな対応を迫られている。
東京都の感染症医療体制協議会委員を務め、病床の調整などを担う山口芳裕・杏林大病院高度救命救急センター長は「若者が多かった第2波と中年以上の比率が高い現在では、医療の負担は大きく異なる」と強調する。
実態はどうなのか。
厚生労働省が公表している入院…
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