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 コロナ禍でイベントの中止や観光客の激減が続く中、街を元気にしようと、福岡県柳川市観光協会は来年1月、「やながわ水辺の夜市」を開く。水辺のライトアップやマルシェ、映画上映など盛りだくさんの内容で、新たな風物詩にしたいという。資金を募るため、17日からクラウドファンディング(CF)も始めた。

 協会関係者によると、水辺の夜市の期間は1月22~31日を予定。観光庁の支援を受け、事業費は1300万円以上になる。柳川市の主要観光スポットでもある料亭旅館「柳川藩主立花邸御花」の庭園裏付近を主会場にし、掘割沿いの約100メートルを特別にライトアップして情緒豊かな「光の川下り」を運航する。水辺には県内の飲食店や物販店がマルシェを出店する。

 一方、柳川市上宮永町に12月にオープンする市民文化会館の屋外に大型スクリーンを設置。子どもから大人まで楽しめる映画を上映し、人形劇サーカスの公演もある。会館裏からは御花にほど近い沖端地区まで「水上タクシー」も運航。舟で夜景を楽しみながら移動できるようにする。

 CFは200万円を目標額に12月27日まで募集する。水辺の夜市のPRと、ライトアップをより豪華にするなど、盛り上げる仕掛けをするための資金に充てたいとしている。仮に目標額に達しなくても、中止はしないという。寄付した人には、3千円以上で「光の川下り乗船券」、1万円以上で「ウナギ入り柳川特産品詰め合わせ」などのリターンがある。

 市観光協会の高橋努武会長は「今はコロナで街の活気が失われているが、水郷の新しい魅力を発掘することで、滞在型の観光客を呼び込みたい。一過性のイベントに終わらせず、根づかせたい」と話している。(森川愛彦)

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