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 新型コロナウイルスの感染が再び急拡大したことで、感染者のための病床が各地で逼迫(ひっぱく)してきている。重症者や高齢者の感染も相次ぎ、自治体側は病床の確保を急ぐが、医療従事者の人手不足やほかの診療への影響を危惧する声も強まっている。

 「高齢の患者が一気に増えてしまうのが一番心配だ。(県独自の)緊急事態宣言もありうる」

 宮城県の村井嘉浩知事は、16日の記者会見で危機感をあらわにした。10月半ばまでの累計で500人ほどだった県内の感染者は、この1カ月で倍増した。特に、10月31日に仙台市の有料老人ホームでクラスター(感染者集団)が確認されてから懸念が強まった。

 前日時点で確保していた県内の病床数は72で、実際に使っていたのは4割強ほどだった。だが老人ホームの感染者44人の多くは重症化リスクの高い高齢者で、病床を増やしても次々と埋まっていった。今月16日時点ですぐに使える病床は91に増えたが、その使用率は75%と高止まりが続く。

 県は、医療機関に呼びかければ…

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