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 南米ブラジル中部ゴイアス州の山中で16日、殺害された女性の遺体が見つかった。現地警察によると、近くに2年前から住む日本人女性(43)と確認されたという。

 在ブラジル日本大使館は「40代の邦人女性が行方不明という報道は承知している。現地当局から情報収集中で、家族に必要な支援をしていく」と説明した。

 地元警察によると、女性は2年前からゴイアス州アバジアニアに住み、現地の宗教施設に出入りしていた。女性と連絡がつかないことから、心配した友人のアルゼンチン人男性が15日に警察に届け出た。

 地元消防隊が捜索したところ、16日午後4時ごろ、宗教施設近くの滝で遺体を発見。警察は同日夜、近くの監視カメラに映っていた男(18)を強盗殺人と死体遺棄容疑で逮捕した。

 調べに対し、男は今月10日、強盗目的で女性を殺害したと認めているという。男は「麻薬を買う金を得るために、外国人が多く来る滝に行き、女性を見つけた。騒がれたので、Tシャツで首を絞めて殺し、遺体は近くの穴に隠した」などと供述したという。監視カメラには、女性の後ろを自転車で追う男の姿や、上半身裸で1人で帰る男が撮影されていた。(サンパウロ=岡田玄)