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 暴行罪で略式命令を受けた石崎徹衆院議員=比例北陸信越ブロック、自民党を離党=から暴行や暴言を受けたとして、新潟市在住の元秘書の30代男性が18日、石崎氏に慰謝料や未払いの残業代約1008万円を求め、新潟地裁に提訴した。

 訴状によると、男性は石崎氏の秘書になった2018年9月から昨年7月にかけて、車内や新潟市内の駐車場などで複数回にわたり殴る、蹴るなどの暴行を受け、「生産性のない人間は生きている価値がない」などの暴言を言われた。さらに一部の暴行について、今年10月、石崎議員のブログで男性の社会的評価を低下させるような事実と異なる内容を書かれたとしている。男性は、精神的苦痛を受け、不眠症状に苦しんでいるという。

 男性は提訴後に新潟市内で記者会見を開き、昨夏の事件発覚後、周囲に事実と異なる話をされ「名誉を大きく傷つけられた。法廷で真実を問いたださないといけないと思った」と語った。石崎氏には「正々堂々と、きれいな戦い方をしてください」と求めた。

 石崎氏は取材に対し、「これまで事実と異なる誇大な主張をマスコミなどを通じて繰り返し、選挙妨害をしてきた点などについて、名誉毀損(きそん)などで反訴を検討している」とコメントした。

 石崎氏は元秘書への暴行罪で新潟区検に略式起訴され、10月22日に自民党を離党。同26日付で新潟簡裁から罰金20万円の略式命令を受けた。(杉山歩)