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 次期衆院選の広島3区で公明党が斉藤鉄夫副代表(比例中国ブロック)の擁立を調整していることについて、自民党の岸田文雄前政調会長は18日、「自民党広島県連としては、『難しい』とお断りした経緯のある案件。今後、正式にどういった手続きをとられるのか注視していきたい」と牽制(けんせい)した。国会内で記者団に語った。

 岸田氏は広島県選出の国会議員で自民党県連の常任顧問。広島県は、岸田氏が率いる宏池会(岸田派)を結成した池田勇人元首相をはじめ同派の国会議員を多く輩出しており、調整の結果によっては岸田氏の求心力に影響しかねない。

 岸田氏は「(県連が)今日から来週まで公募の受け付けを行った上で手続きを進めていく予定であると聞いている」と述べ、自民党として候補者擁立に動いていることを強調。その上で「最前線で汗をかいている各県連組織の意向というのは大変重たい。できるだけ現場の声をくみ取るべく努力していくことは大事な姿勢なのではないか」と県連の意向を尊重するように訴えた。(笹井継夫