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 九州電力の川内原発1号機(鹿児島県)が19日深夜に発電を始め、運転を再開する。東京電力福島第一原発事故後の新規制基準によって義務づけられたテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」の工事が完成期限に間に合わず、停止していた。同様の工事は全国の原発で遅れているが、施設を完成させたのは初めて。

 テロ対策施設は、原発に航空機が衝突するようなテロ攻撃を受けても遠隔で原子炉を制御するためのもので、原発本体の安全対策工事の詳細設計が認可されてから5年以内に完成させる必要がある。

 川内1号機は2015年8月、新規制基準に基づき全国の原発で初めて再稼働した。しかし、テロ対策工事の期限に間に合わず、今年3月に運転を停止した。今月11日に原子力規制委員会の使用前検査に合格。九電は17日に原子炉を起動させ、18日には核分裂反応が安定して続く「臨界」に達した。12月中旬には営業運転に復帰する。

 同様に、5月から停止している…

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