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 少年院の法務教官が、官舎で大麻を栽培し、合成麻薬を所持した。薬物依存に苦しむ少年たちの指導に情熱を持っていた男は、なぜ自ら薬物におぼれてしまったのか。

きょうも傍聴席にいます。
事件は世相を映します。傍聴席から「今」を見つめます。

 11月9日、名古屋地裁。瀬戸少年院(愛知県瀬戸市)の元法務教官(32)は、黒いスーツ姿でまっすぐに前を向き、法廷に立った。大麻取締法違反罪などの起訴内容をすべて認め、この日が判決だった。

 判決によると、少年院の敷地内にある官舎の自室で大麻草1株を栽培したほか、合成麻薬MDMAを所持し、覚醒剤の原料を製造目的で保管した。

 公判で明らかになった動機は、…

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