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 「ガガ」の愛称で多くの相撲ファンに愛された元小結の臥牙丸(33)=ジョージア出身、木瀬部屋=が土俵に別れを告げた。「相撲から、日本語から、人生までを学んだ楽しい時間でした」。15年間の力士生活を全力で駆け抜けた。

 勝てば全身から喜びがあふれ、負けると赤鬼のように顔を紅潮させて悔しがった。思い出すのは2015年夏場所10日目。横綱日馬富士から初金星を挙げ、東の花道で「ウォー」っと叫んだ。「ずっとしゃべり続けていたい」と支度部屋でも大興奮。巨体を揺らし、満面の笑みで勝利の余韻に浸る姿は、こちらも幸せな気分にさせてもらった。

 入門1年目の19歳の時に父を交通事故で亡くしている。初金星を泣いて喜んでくれたのが、腎臓の病気を抱えながら毎日の国際電話で励まし続けてくれた母のニノさんだった。その母も2年前に他界。息子の頑張りが元気の源だった母のため、もうひと花咲かせたいと思ったが、ひざの故障が年々悪化。今年は初場所を最後に休場が続き、今場所は序二段まで落ちていた。

 「日本は第二の故郷。応援して…

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