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 JR東海は18日、11月1~17日の東海道新幹線の利用者数が前年同期の47%だったと発表した。10月の同46%から微増。政府の「Go To トラベル」事業の影響もあって、持ち直しの基調が続いている。会見で金子慎社長は「『Go To』の効果が大変大きい。今週末の連休も予約が好調なので、(11月全体では)もう少し良い数字になると思う」と述べた。

 一方、新型コロナウイルスの感染者数が増えていることには「心配なところはある。旅行するにしても危険な行為をとらず、感染拡大が収まることを願っている」と述べた。

 また、リニア中央新幹線をめぐり、静岡県の大井川流域住民らが10月、JR東海を相手に県内の建設工事を差し止めるよう求める訴訟を静岡地裁に起こした。これについては「到底受け入れられない」と述べた。

 金子社長は訴えについて「リニア新幹線がいらないという主張」だとして、国の有識者会議で議論されている水資源などをめぐる問題とは「次元の違う話」だとの認識を示した。そのうえで「(工事を)差し止められるのは困るので、裁判でしっかり対応していく」と話した。