大相撲11月場所(東京・国技館)で、新十両昇進に燃える力士がいる。西幕下筆頭の納谷(20)=大嶽部屋=だ。「昭和の大横綱」と呼ばれた大鵬の孫で、元関脇貴闘力の三男。来場所にも、祖父、父親に続いて「関取」になれそうだ。
7日目の14日、納谷は十両経験者の北磻磨を破り、初日から4連勝した。勝ち越しを決め、十両昇進に大きく前進した取組後だったが、表情は緩まない。「まだ7番、勝てていないので」。7月場所は3連敗を喫し、先場所は2連勝後に2連敗。周囲が期待するほどの白星を稼ぐことはできず、幕下にとどまった。
ライバルの存在が闘争心をかき立てる。有望株がそろう「1999年度生まれ」。入門同期では、琴勝峰や元横綱朝青龍のおいの豊昇龍が一足先に「関取」になり、幕内で戦っている。「『自分だけ……』という気持ちはあった。なんでこんなに弱いんだろうって」と思う時期もあった。
納谷は4連勝後に黒星を喫した…
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