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 公益社団法人企業メセナ協議会(東京都)が、企業の芸術・文化による社会創造活動を顕彰する「メセナアワード2020」で、鬼塚電気工事(大分市)の「プロジェクトONICO」が優秀賞を受賞した。音楽クリエーターの清川進也氏と大分県立芸術文化短大がコラボし、大分市の商店街にアートな無料充電ステーションを設置した活動などが評価された。

 メセナアワードは今年が30回目で、県内からの受賞は2社目になる。

 充電ステーションは、桜のオブジェの「鬼桜」と、コンセントのキャラクターのオブジェ「ONICO」。それぞれから携帯電話の充電コードが伸び、停電時でも発電機をつないで充電できる仕様にした。県が清川氏らを紹介し、芸短の学生を交えてアイデアを練った産学官のプロジェクトになっている。

 充電ステーションは、昨年9月から今年2月まで商店街に設置。ラグビーワールドカップの観戦で訪れた外国人観光客と地域住民が触れあうスポットにもなった。2018年度も、ほぼ同じ時期にイルミネーションとして設置。近くの書店とコラボしておすすめの本を陳列してもらう「子ども図書館」として使い、子供たちの人気を集めた。

 同社の担当者は「これからも活動を実践し、地域に貢献していきたい」と話している。(中島健)

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