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 900人以上が通う前橋市の「NIPPONおもてなし専門学校前橋校」の外国人学生53人が、新型コロナウイルスに感染するクラスター(感染者集団)が10月に発生した。人手不足の現場を支え、地域で不可欠な存在となった彼ら彼女らの感染は、県都のあちこちで波紋を呼んでいる。

 「申し訳ありません。しばらく入店をお断りします」。11月上旬、前橋市内の理容店の窓にはNIPPONおもてなし専門学校のロゴマークとともに、英語でそう貼り紙がされていた。

 理容店の経営者によると、貼り紙は10月に同校の学生の感染が相次いで報じられたのを受け、店が独自に作成した。クラスター化する前には同校の学生も来店したことがあり、「自粛するようにという指導に従わない学生が多いと周りから聞いた。休校中だからといって来られてもちょっと困るなと思った」と話す。

 利用者の大半は予約なしの客で「来店してからは断りづらい。差別的な認識はない」という。同校の学生だけでなく、2週間以内に東京や大阪などから戻った人や、職場や学校などで濃厚接触者が出た人にも「感染防止対策」として利用を控えるよう呼びかける。

 市内ではNIPPONおもてなし専門学校以外の学校でも複数の感染者が判明した。同校の鈴木良幸校長は「特定の学校の学生だけを断るのはどうなのか。差別的な扱いは非常に残念」と話す。感染した学生のうち数人は派遣会社の要請などでアルバイトができなくなり、勤務先の変更を余儀なくされているという。

 検査で陰性だった学生も1週間はアルバイトを休むように指導し、今月から徐々に職場に復帰している。同校の学生150人ほどが勤務する食品工場もあり、「影響は大きかったのではないか」(同校の担当者)という。アルバイトの学生に感染者が出て、1週間ほど休業するファストフード店もあった。

 アルバイト時間の減少が学生生…

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