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 新型コロナウイルスの影響で、街から外国人観光客の姿が消えて久しい。インバウンド(訪日外国人客)効果で潤っていた東京の観光地では、シャッターを閉じたままの店が目立つ。かき入れ時の師走に向けてにぎわいを取り戻そうと模索を続ける足元で、また感染者が急増している。(増山祐史、木村浩之)

 11月16日、水産物店や飲食店など400店ほどが連なる東京・上野のアメ横。アメ横商店街連合会の星野勲会長(69)はフェースシールドを1店舗ずつ配り、店員に着用を呼びかけて回った。背景にあるのは、強い危機感だ。「感染の『第3波』がきたようだ。このまま何もしなければ、消費者は街に出なくなってしまう。アメ横は安心して買い物できる場所だと理解してもらわなければいけない」

 商店街を歩くと水産物を扱う店員から「夕飯にうなぎはどう?」と声がかかる。1パック2500円のかば焼きも「1千円でいいよ。持ってけドロボーっ」と、リズミカルなやりとりが続く。他国では珍しい雰囲気が多くの外国人観光客を引きつけてきた。

店構え40年「こんなに寂しいアメ横見たことない」

 アメ横では、約10万人に上る週末の来客の半数ほどが外国人だった。そのインバウンド消費が、すっかり「蒸発」した。商店街にはドラッグストアが20軒以上あり、中国人らでにぎわっていたが、客足が遠のいたことで半減。中国語や英語の看板だけが残っている。

「災い転じて福となす」を目指して
外国人観光客が急減し、苦境に立っているアメ横や浅草・仲見世。しかしコロナ禍を機に、自分たちの魅力や弱点を見つめ直し、チャンスに変えようとする動きも出てきています。記事の後半で詳しくお伝えします。

 かばん専門店「WORKS」を…

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