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 アダルトビデオ(AV)の出演者の顔を芸能人とすり替えた動画をウェブ上にアップしたとして、警察が9月、初めて製作者を逮捕した。名誉毀損(きそん)罪などを適用した。今月には動画をウェブ上の掲示板に載せたとして、その管理人らも名誉毀損容疑で逮捕した。

 人工知能(AI)で作るこうした動画は「ディープフェイク」と呼ばれる。以前から静止画の顔をすり替える「アイコラ(アイドルコラージュ)」と呼ばれる画像がウェブ上で氾濫(はんらん)していたが、エスカレートしていくばかりで、芸能人の被害は長年の課題だった。

 アイコラの被害を経験したフリーアナウンサーの神田愛花さん(40)に話を聞いた。

 ――ご自身のアイコラ写真がネット上にアップされて苦労されたそうですね

 大学時代に、テレビ局の番組で街頭インタビューを受けました。深夜番組で女性のセクシーな内容を扱うことがあり、水着姿の女性も出演していました。おそらく、その女性の写真に私の顔を合成したものが1枚ネットに出たんです。水色の水着だったと思います。実際に見たのは、大学を卒業してNHKに入った後でした。自分ではありませんし、問題が出てくる認識がまったくなかったのでそのままにしました。

 仕事に影響が出たのは、アナウンサーになって3年目か4年目の頃。福岡放送局に勤務していました。東京の先輩アナウンサーが夏休みを取るため、大きな番組で代役を務めるチャンスが回ってきたんです。代役でよい仕事ができたら東京に行ける、と言われていました。当時の若手の登竜門で、上司が選考に応募してくれました。

「めんどくさい女性」と受け止められるのでは――。記事の後半では、声を上げられなかった当時の苦悩や、被害を増やさないために考えたことを神田さんが語ります。

 ただ、私は代役にはなれなかっ…

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