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 栃木県足利市の和泉聡市長の資金管理団体「おりひめ懇和会」が今年9月、会費を払った会員113人に食事券や菓子など(計116万円相当)を配ったことが分かった。和泉市長は19日の会見で、団体の総会がコロナ禍で中止になったことから、市政報告のパンフレットと共に配った「記念品」だとの認識を示した。

 公職選挙法は政治家や後援団体が選挙区内で寄付することを原則禁じており、今回の行為が寄付にあたるかが問題になりそうだ。

 和泉市長によると、総会は市内のホテルで8月27日に予定されていたが、中止になった。その後、会員に食事券(5千円分)と菓子(3千円)、ラーメン(2300円)を発送した。会員からは毎月1万円の会費を徴収しているという。

 和泉市長は「団体が市選管に公選法に照らして違法性がないかどうか確認した。違法ではないと認識した」と説明。ただ、「法的な問題とは別に、誤解を招く可能性もあるので今後は襟を正したい。少し脇が甘かった」と話した。

 和泉市長は現在2期目。来年5月12日に任期満了を迎える。(根岸敦生