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 電子機器を用いてつくった音楽を演奏する装置「アクースモニウム」を使ったコンサートを、昭和音楽大学の学生たちが企画した。日本ではなじみのない芸術を知ってもらおうと、ライブだけでなく会場での展示にも工夫をこらす。

 楽団や音楽ホールの運営者を目指す、音楽芸術運営学科アートマネジメントコースの授業の一環だ。3年生7人のメンバーを中心に、企画から出演者との交渉、入場料の設定や販売、広報から当日の運営までこなす。新型コロナウイルス対策についても、業界団体のガイドラインを参考に議論して決めた。

 アクースモニウムは、電子音楽を楽しむために、フランスの作曲家が1970年代に考案した。多数のスピーカーが配置された真っ暗な部屋で、飛び交う音に没頭できるのが魅力という。同大学でも初めての試みで、メンバーたちはまず、自分たちが仕組みを理解することから始めた。

 当日は、アクースモニウムの「創世」「発展」「成熟」と作品を時代ごとに分けた3回のライブと、魅力を体験できる「インスタレーション」をライブ前後に4回設ける。広報担当の山本毬乃さんは「時代が進むほど、例えば、女性作曲家が環境音を積極的に用いるなど、新しい視点が加わっていく」と話す。

 28日午前10時から、同大学南校舎(川崎市麻生区上麻生1丁目)1階のスタジオブリオで。ライブは各回68席で、参加券は3回(3千円)、2回(2500円)、1回(1500円)。インスタレーションだけの入場券は500円。ライブのオンライン配信視聴券は500円。大学内などの窓口と、大学ホームページなどから購入できる。問い合わせは平日午前10~午後5時に同大学アートマネジメントコース企画制作室(044・959・5121)へ。(大平要)

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