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 新型コロナウイルスの感染が広がるなか、企業の約9割が忘年会や新年会を開かないことが東京商工リサーチの調べでわかった。飲食業界にとっては、年末年始の「稼ぎ時」が失われそうだ。

 今月9~16日に調査し、大企業1584社、中小企業8475社の計1万59社が回答した。昨年は開いたが今年は見送るは67%、昨年に続いて今年も開かないが21%で、計88%が開催を見送る方針だ。昨年は開かなかったが今年は開くのは0・5%にとどまった。

 開催を見送る企業の割合が都道府県別で最も高いのは奈良の96%で、北海道の93%が続いた。最も低いのは秋田の66%で、東京は90%だった。規模別では、大企業が93%、中小企業は87%と大差はなかった。

 商工リサーチの担当者は「忘年会・新年会は参加者が多く単価も高いので、減ると飲食店などにダメージが大きい。あきらめて廃業するところが相次ぐ可能性もある」と話す。(箱谷真司)