拡大する写真・図版シンガー・ソングライターの尾崎裕哉。12月24日夜、大阪市中央公会堂でライブを開く=滝沢美穂子撮影

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 シンガー・ソングライターの尾崎裕哉(ひろや)が初のフルアルバム「Golden Hour」を出した。尾崎豊を父にもち、様々な葛藤を経た31歳の軌跡をたどることができる。

悩みさらけ出して音楽に

 「悩んだ20代の自分をさらけ出して、ライフストーリーを描ききった感じがします」。甘いファルセットを響かせる「音楽が終わる頃」など、ボーナストラックを含め12曲が並ぶ。

拡大する写真・図版「懐かしい思い出をたくさんちりばめた。これまでの活動の一つの区切りです」と新譜について語る尾崎裕哉=滝沢美穂子撮影

 父がこの世を去ったのは2歳のとき。5歳で母と米国へ渡り、10年間をボストンで過ごした。父と同じミュージシャンの道を進みたい。息づかいやビブラートをまねて、技術も磨いた。

 共に過ごした記憶はないが、周りは「すごい人だった」と口々に言う。「神様」のような、宗教にも近い感覚があった。「見守ってくれているに違いない。そう信じ込むとそばに感じることができました」

 だが10代半ば、父の残した71曲を聞き終えて、徐々に「神」ではなくなった。「弱いところもある、ひとりの人間なんだ」と。

■「9割はゴミ」 恩師の言…

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