拡大する写真・図版13年ぶりに再演された「エル・アルコン―鷹―」。ティリアンを熱演するトップスター礼真琴(奥)とギルダ演じる舞空瞳=滝沢美穂子撮影

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 星組トップスター礼真琴(れいまこと)は、野性味あふれるダークヒーローがよく似合う。宝塚歌劇団の「エル・アルコン―鷹―」が20日、梅田芸術劇場(大阪市北区)で始まった。13年ぶりの再演はいかに。

野望のためには、手段を選ばず

 原作は青池保子(やすこ)の同名マンガ。16世紀のヨーロッパを舞台にした壮大な歴史もので、2007年に安蘭(あらん)けい、遠野あすかのトップコンビが初演して話題を呼んだ。

拡大する写真・図版マントをなびかせる礼真琴。深みのある声を生かして、歌もセリフも艶っぽく=滝沢美穂子撮影

 いつかスペイン無敵艦隊を率いて、世界の海を征服したい――。ティリアン(礼)は、そんな大きな野望を抱くイギリスの海軍士官。夢のためには手段を選ばず、人を欺き、殺しを重ねる。漆黒のロングヘアをなびかせて、女性たちを誘惑し次々と踏み台にしていく。

「エールアルコーン」呪文のように歌う

 海賊たちともしのぎを削り、容赦なく大砲をぶっ放す。自分の島を守るために戦う女頭首ギルダ(舞空瞳(まいそらひとみ))や父の敵討ちに燃えるルミナス(愛月(あいづき)ひかる)など、彼の命を狙う者は数知れず。

 大きな帆が舞台後方にはためき…

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