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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、若田光一飛行士(57)と古川聡飛行士(56)がそれぞれ、2022年と23年ごろに国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在すると発表した。若田さんは8年ぶり5回目、古川さんは12年ぶり2回目の飛行となる。

 宇宙滞在時間が347日と日本人最長の若田さんはこの日、未経験の船外活動に意欲を見せ、「毎回これが最後と思い、思い残すことがないよう全力で任務に臨んできた。日本の存在感を高め、月面探査へとつなげることが私に課された重要な任務だ」と話した。

 医師で野球部員だった古川さんは宇宙医学の実験に携わりたいとし、「チャンスがあればまたISSにと一日一日、ベンチ裏で素振りを続けてきた。今回再び将来の試合が見え、背番号がもらえた。しっかり準備したい」と語った。

 2人はいずれも50代後半とあって、打ち上げが延期されると定年の60歳を超える可能性があるが、JAXAはその場合、招聘(しょうへい)職員制度で飛行を実現する方針という。

 JAXAによると、2人は、野口聡一飛行士(55)が今回乗った民間宇宙船「クルードラゴン」か、米航空大手のボーイング社が開発している宇宙船のいずれかに乗ることになりそうだ。来春ごろISSへ向かう星出彰彦飛行士(51)は、試験飛行で使われたクルードラゴンに乗る。(小川詩織)

HAYABUSA2 地球帰還
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