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 プロ野球の日本シリーズが21日、京セラドーム大阪(大阪市)でセ・リーグを2連覇した巨人のホームゲームとして始まる。本来、巨人の本拠球場は東京ドーム(東京都)のはず。対戦するパ・リーグ覇者のソフトバンクとも直接関係のない大阪で、どうして日本シリーズなのか。(松沢憲司、岡田健

「京セラなら『ホーム』に近い開催ができる」

 コロナ禍の世の中になるまで、巨人が日本シリーズに進めば東京ドームで行われるはずだった。

 今年は東京五輪・パラリンピックが予定されていたため、例年は夏場に東京ドームで開かれる社会人野球の都市対抗大会が昨年のうちに今月22日の開幕に変更となっていた。そこに、プロ野球の開幕が新型コロナウイルスの影響で3カ月近く遅れ、日本シリーズの開幕も同21日にずれ込んだため、巨人は別の球場を確保する必要に迫られた。

 屋外球場だと晩秋は寒い。天候に左右されずに試合を消化できるよう、近年、主催試合を行っている京セラドーム大阪が浮上した。巨人の幹部は「京セラなら、選手やスタッフの動線も把握できていて、運営のノウハウがある。不慣れな中でも、比較的『ホーム』に近い開催ができる」と説明する。同球場では第1、2、6、7戦の4試合が予定されている。

 1952年に各球団がホームとする「保護地域」を定めたフランチャイズ制が導入されてから、日本シリーズで本拠を使えなかったのは過去に6例ある。なかでも知られているのは、広島と近鉄(2004年に消滅)が対戦し、「江夏の21球」の舞台となった79年。近鉄の本拠だった藤井寺球場(大阪府藤井寺市)と日生球場(大阪市)が開催基準を満たさなかったため、南海の本拠だった大阪球場(同)で開催。大阪球場であった第7戦の九回、広島の江夏豊が無死満塁のピンチを無失点でしのぎ、日本一に輝いている。

 本拠以外での開催となれば、客…

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