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 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、3連休初日の21日、群馬県内の観光地は多くの人出でにぎわった。草津温泉(草津町)の湯畑周辺は観光客の姿が多くみられ、伊香保温泉(渋川市伊香保町)の石段街は、土産物店に行列ができるなど人があふれた。

 石段街の玉こんにゃく店の立見淳子さん(46)は「感染が拡大しているので(客が)減ってしまうのではと不安でしたが、人出が多くて一安心しました」。射的場を営む男性は、感染の拡大傾向に懸念を示し、「かきいれ時は正月。再び、全国的な移動自粛になったらどうなるのか」と不安そうに話した。

 菅義偉首相は21日、感染拡大地域が目的地の「Go To トラベル」について、新規予約を一時的に停止すると明らかにした。

 にぎわいを取り戻してきた観光地はどうなるのか。草津温泉観光協会の担当者は「群馬はまだ(感染拡大が)そこまでではない。ひとまず様子をみたい」。草津の宿泊施設はすでに1月末まで予約が入っているところも多いという。渋川伊香保温泉観光協会の担当者は「ようやくにぎわいが回復しつつある。首都圏からの観光客の足が遠のかないか、不安だ」と話した。(中村瞬)