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 全国37の「休暇村」を運営する一般財団法人休暇村協会(東京都)は、長崎県雲仙市小浜町で運営する施設「休暇村雲仙」を来年3月で閉館すると発表した。新型コロナウイルスの影響で利用客が減少したことが理由。12月から冬季休館に入るため、営業は事実上11月いっぱいとなる。

 同協会によると、雲仙の施設は1974年10月に開設。敷地は雲仙市の所有で、宿泊施設のほか、協会が環境省の委託を受けて運営するキャンプ場とビジターセンターがある。1990年のピーク時の宿泊者数は約3万3千人だったが、2019年度には3分の1まで落ち込んだ。コロナが感染拡大した4~8月は、前年より4千人減った。

 施設は開設以来赤字続き。全国的に客足が遠のく中、吾妻山ロッジ(広島県)とともに継続は難しいと判断したといい、協会は宿泊施設について「譲渡先を探したい」という。

 雲仙市は「50年近く地域で営業していただいた施設なので閉館は残念。今後の有効活用については環境省とも協議をしたい」としている。(小川直樹)

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