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 アフガニスタンで人道支援に取り組み、昨年12月に同国で武装集団に殺害された中村哲医師の一周忌を前に、熊本市の熊本城ホールで29日、中村さんらの生前の活動や意志を伝える追悼の会が開かれる。現地での活動を記録したDVD「アフガニスタン 用水路が運ぶ恵みと平和」の上映などが予定されている。

 中村医師はアフガニスタンの人々が苦しむ病気の背景に、食料不足や栄養失調があるとして「100の診療所より1本の用水路を」と唱え、命と生活を守る活動を進めてきた。医療から干ばつ対策の井戸掘り、用水路建設、農村復興などにも取り組んだ。

 追悼の会はペシャワール会熊本連絡会の主催。追悼の会では、中村医師の現地活動を長年支えてきたペシャワール会広報担当理事の福元満治さんらが講演、現地で中村医師と活動した若者たちの体験談も紹介される予定。

 熊本連絡会の柴田由紀子さんは「現地の活動で若者たちが何を学んだのかを知ってもらい、次の若者たちに中村先生の志を継いでほしい」と来場を呼びかけている。入場無料。午後2時半~同5時。問い合わせは柴田さん(096・346・5503)。(白石昌幸)

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