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 60歳以上の男性による軟式野球大会「第4回おじいちゃんの甲子園大会マスターズOVER60」が25日から3日間、神戸市のほっともっとフィールド神戸など2球場で開催される。今年はコロナ禍で公認地区大会が9地区中2地区で中止。特別推薦枠などで選ばれたチームを含め、12都府県の17チームが「還暦の部」で頂点を目指す。

 奈良からは「宇陀ウエルネス」「奈良マスターズ」「高取オール寿」の3チームが参加。かつて横浜大洋ホエールズのエースとして活躍した「品川エンジェルス」(東京)の遠藤一彦さん(65)を始め、4人の元プロ野球選手が出場する。

 還暦野球の特別ルールでバッテリー間の距離は通常の18メートル44センチから16メートルに縮め、試合は最長で七回まで。プレーボールから90分を超えて次の回には入らない。9人で守り、特別指名打者2人を加えた11人で攻める。

 「還暦野球のまち」を掲げる奈良県宇陀市が主催し、主管の日本生涯還暦野球協会の事務局は同市観光課が担う。小野雅司課長は「いろんな側面でスポーツを通じたまちづくりを計画していきたい」と話し、地方公共団体とスポーツ団体、観光産業などの民間企業が一体となった「地域スポーツコミッション」を視野に入れる。

 協会の寺岡稔理事長は県が招致を目指している国民スポーツ大会(現・国民体育大会)について「還暦野球が公開競技に入るように活動していきたい」と力を込めて語る。(篠原大輔)

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