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 埼玉県内で新型コロナウイルスの1日あたりの感染者が過去最多を更新した翌日の22日、「マスク会食」ながらも、あちこちの飲食店でにぎわいをみせた。一方、県は21日から政府の飲食店支援策「Go To イート」を利用する際の人数を「原則4人以下」に制限。さらに政府は「Go To」の運用見直しを表明しており、店主らからは戸惑いの声が上がっている。

 22日昼、さいたま市浦和区仲町2丁目にある創業20年のイタリア料理店「グッディーズカフェ」には、人気の「生ウニのパスタ」などを目当てに11組の客が来店。食事の合間はマスクを着けて会話するなど、感染防止に気を配りながらランチを楽しんでいた。

 同店は新型コロナ禍で、今年3月から月平均の売り上げが前年から半減。一方、「Go To イート」の利用が先月下旬から県内でも始まったのを受け、例年並みの売り上げを回復した。そこにきての「Go To」の見直しに、オーナーの中野俊彦さん(73)は「仕方ないが、経営にはきつい。忘年会シーズンまでに何とかならないか」と不安を隠さない。

 政府が提案する「静かなマスク会食」については、同店で友人2人と食事した市内のパート女性(53)は「なるべく気をつけたけれど、料理を食べるときにマスクを着けたり外したりするのは無理がありますね」と話していた。(吉岡資)

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