サウジアラビアを議長国にオンライン形式で開かれていた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は22日、新型コロナウイルスへの診断、治療、ワクチン接種について、「すべての人々が手頃な費用で公平にアクセスできるよう努力を惜しまない」とする首脳宣言を採択し、閉幕した。
宣言は、ワクチンを十分に買う余力のない途上国にも分配できるよう、ワクチンを国際共同購入する仕組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」の利用を「完全に支持する」と表明した。
COVAXは日本を含めた186カ国が参加している。米国やロシアが参加していない中、「多国間協調がこれまでになく必要とされているとの信念のもとに結束する」と踏み込んだ。
一方、日本が提唱してきた「特許権プール」も支持された。製薬会社が特許を持つワクチンを、途上国でも生産しやすくする仕組みだ。
地球温暖化対策を巡っては、「…
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朝日新聞国際報道部