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 新型コロナウイルスで2度目のロックダウン(都市封鎖)に見舞われた欧州の国々で、貧困の波が静かに押し寄せている。冷え込んだ経済活動が、非正規雇用で働いていた人々の生活を直撃したためだ。政府の経済支援が切れれば、失業者がさらに増える懸念もある。(パリ=疋田多揚、ロンドン=下司佳代子)

 パリ中心部の旧市場を改装した公共施設に22日、赤ちゃんの古着やおむつ、粉ミルク、離乳食が並べられた。小さな子どもを抱え、生活が困難になった親向けにボランティア団体が準備した支援だ。

 カリム・ラジディさん(42)は2歳の息子、9カ月の娘の父親。2人のため、1週間分のビスケットや粉ミルク、おむつを受け取った。

 ラジディさんは契約を交わさない形で、建設現場や食料倉庫の在庫管理などで働き、毎月800ユーロ(約9万8千円)ほどを稼いできた。だが、今月上旬に失職した。フランスで10月30日にロックダウンが始まり、食料品の買い出しなどをのぞいた外出が禁じられた直後のことだった。

 「何度か街に出て、何か仕事が…

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