堤之剛
拡大する21日の大分戦で、せめぎ合う川崎の脇坂(左から2人目)=伊藤進之介撮影
サッカーJ1で首位に立つ川崎が25日、2年ぶり3度目の優勝をかけて本拠で2位ガ大阪戦に臨む。引き分け以上で、4試合を残しての優勝が決定。18チームでの2回戦総当たりによる34試合制が固定された2005年以降で最速となり、3試合を残して優勝を決めた10年の名古屋を上回る。さらに、勝った場合は勝ち点が75に達し、15年広島、16年浦和の05年以降のJ1年間最多勝ち点74を超え、今季24勝目で年間最多勝利数も更新する。記録ずくめのJ1制覇となる。
川崎は21日の大分戦で敗れ、自力優勝を決められなかった。22日にガ大阪が浦和に引き分けるか敗れれば川崎の優勝は決定したが、ガ大阪は逆転勝ちした。川崎の鬼木達(とおる)監督は23日の練習後、オンライン取材に応じ、「今までにない感情で試合を見た。今までだったら1日でも早くどんな形でも優勝が決まってほしいという思いだった。今年はコロナで特別。もう一度(自力優勝の)チャレンジをしたかった」と述べた。
川崎が「自力優勝」にこだわる背景には、17年、18年の過去2回の優勝も関わっている。いずれも他チームの試合結果を受けて優勝が決まった。FW小林悠は「今までは他力の部分があった。自分たちを信じて自分たちで優勝を決めたい」と強い意志を示す。
拡大する21日の大分戦で厳しくマークされる川崎の田中(左から2人目)=伊藤進之介撮影
18年7月に宮本恒靖監督がガ…
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