[PR]

 日本相撲協会の横綱審議委員会は23日、ともに3場所連続休場中の白鵬、鶴竜の両横綱に対し、内規に基づく「注意」決議を出した。成績不振の横綱に対する決議では過去最も重い。矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「来場所には覚悟を決めて備えてもらいたい」と話した。

 決議は軽い順に「激励」「注意」「引退勧告」とあり、強制力はない。1950年に発足した横審で、成績を理由に内規に基づく決議が出された例は、8場所連続で休場するなどした稀勢の里に2018年に出された「激励」しかない。

 白鵬は今年5場所のうち4場所で休場。唯一皆勤した春場所は優勝しており、「けがから帰ってきた時にしっかり結果を出している。(横審には)そのへんをもう少し分かってもらいたいなとも思いますけどね」と発言している。

 鶴竜は、師匠の陸奥親方(元大関霧島)が「これ以上休めない」と話し、次に出場する場所に進退をかける考えを示している。