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 江戸時代の伝統的なスタイル「古典日本髪」の文化を広め、継承しようと23日、髪を結い上げたモデルたちが松江城内を練り歩くイベントがあった。

 企画したのは、1月に県内の美容師や和裁士らで発足させた「古典日本髪・出雲髪結びの会」。県外から古典日本髪の研究会を監修に招いた。

 23日は、12人のモデルの髪を4人の結髪(けっぱつ)師がびん付け油などを使って結い上げた。髪形は舞妓(まいこ)が結う「割れしのぶ」や宮中女中の「葵髱(あおいづと)」など一人一人違う12種。水で溶かしたおしろいを塗る水化粧と着付けを施し、江戸時代の女性の姿を再現した。

 会場の松江歴史館では、一般客が髪結いの工程を見学。松江城へモデルが連なって歩く姿に、沿道から多くのカメラが向けられた。会の代表でフリーアナウンサーの石原美和さんは「松江は日本文化が似合う街。古典日本髪が受け継がれるように、若い人にも知ってもらいたい」と話した。(榊原織和)

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