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 2年前に200万円で落札され、とっとり賀露かにっこ館(鳥取市)で飼育されていた雄のズワイガニ(松葉ガニ)が死んだ。同館が23日発表した。推定年齢14~18歳。ズワイガニの寿命は約15年とされ、死因は老衰とみられる。

 同館によると、カニは2018年11月7日に鳥取港(鳥取市)の初競りで200万円の値がついた。当時の甲羅の幅は14・6センチ、重さ1・28キロ。同月24日に「競りで落札された最も高額なカニ」として、当時のギネス世界記録に認定されていた。

 カニは同館に寄贈され、飼育日数は737日にのぼった。飼育期間中は脱皮はしなかったものの、週2、3回はアジやエビ、イカなどを食べていた。1カ月ほど前からエサを食べなくなり、甲羅が黒ずむなど元気がなかった。23日朝、水槽の清掃時に職員が口元や触角に動きが無いことに気付き、死んでいるのを確認した。カニは今後、はくせいにする予定という。(長崎緑子)