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 プロ野球ドラフト会議でオリックス・バファローズから育成指名を受けた学法福島(福島市)の辻垣高良(たから)投手が23日、福島成蹊(同)との3年生の送別試合に登板した。昨年の秋季県大会の決勝と同カード。保護者らが見守る中、高校最後の試合に汗を流した。

 昨秋は福島成蹊がリードするも、辻垣投手が九回裏にサヨナラ適時打を放ち、学法福島が53年ぶりに優勝を飾った。「同じ福島市のライバルで最も思い入れのある相手」と、学法福島の藤森孝広監督(42)が福島成蹊側に送別試合を提案し、実現した。

 試合は学法福島野球部グラウンドであり、辻垣投手が先発。直球にスプリットやスラーブを織りまぜ、3回を3奪三振の無失点に抑え、14―12で学法福島が制した。試合後、両校の選手たちは帽子を交換したり、保護者らと記念撮影をしたりして互いの健闘をたたえ合った。

 辻垣選手は来年1月には福島を離れ、球団の寮に入る予定だ。「久々にユニホームを着て、あらためて仲間や両親の支えに感謝したい気持ち。プロの1軍で活躍し、最終的にはメジャーを目指したい」と目標を語った。(飯島啓史)

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