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 街中に張りめぐらされた送電線のそばに、電線をつなげなくても発電機を置くだけで発電できる。特別な工事をしなくても、電気をとりだせる。大阪府立大や大阪産業技術研究所でつくる研究チームが、そんな技術を開発している。なぜそんなことが可能なのだろうか。

 実験の様子を映した動画を見て驚いた。電線に、こぶし大の発電機を近づけただけで青色LEDが光った。「これが実用化されれば、電線に穴を開けなくても、至るところで電気を取り出せるようになる」と、研究を続ける大阪府立大の吉村武・准教授(電子材料)は話す。

 吉村さんと大阪産業技術研究所の村上修一室長(電子デバイス)らは、約10年前からモノの振動を利用して発電する技術の研究を進めてきた。家電製品のモーターなどの振動から電気を取りだすことも考えたが、多くの家電はできるだけ振動しないよう設計されているため、難しかった。「振動が少ないなら作ってしまえ」と目をつけたのが、身近で絶えず電気が流れている電線だった。

 電気が流れる電線の周りには、…

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