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 岐阜県高山市の奥飛驒温泉郷で生まれた天然マリモ「飛驒すっぽんマリモ」が観賞用に商品化された。温泉を使ったスッポンの養殖池で自然に発生したマリモで、水道水で育てられるという。温泉郷はコロナ禍や7月の豪雨災害で観光に影響が出ており、関係者は「飛驒地方の産品として根付かせたい」と願う。

 マリモが生まれたのは、「焼岳すっぽん」(高山市)の養殖池。同社は28度ほどの温泉水を利用してスッポン約2万匹を養殖している。5年ほど前から、4月~6月になると、養殖池に黒くて丸い塊が発生するようになったという。

 同社はこの塊について、微細藻類を使った食品や化粧品を製造する「マイクロアルジェコーポレーション」(岐阜市)に相談。糸状藻類の球体であることが分かり、東京海洋大の教授の鑑定で、アオミソウ科の藻だと分かった。

 「貴重なマリモが、まさかうちの池で生まれるとは」と焼岳すっぽんの石田清一社長(68)。マイクロ社の竹中裕行社長(62)は「スッポンの遊泳で生まれる微妙な水流で球状化したのではないか」と話す。

 商品化に向けて、マイクロ社が…

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